未来芸術祭とO-VILS

先週土曜に開催された京都未来芸術祭と、日曜に開催されたWe Are O-VILS Vol 4に行ってきましたので、その報告などを。

京都未来芸術祭は、ちょっと難解な未来的な芸術を披露するような大会なのかなと思っていたのですが、京都橘も出演するということで会場の京都コンサートホールまで出かけてきました。行って見たところ、未来的な芸術というよりは、これからの未来を担う若者たちのための芸術系のお祭りということで、京都府内の小・中・高校生のダンス・マーチング・合唱・吹奏楽グループなどが参加していました。

第一回ということからか、京都府内の結構実力のある学校が選ばれていたようです。京都文教高校のダンスや、京都女子高の合唱など、あまり期待はしてなかったのですが、相当にレベルの高いもので見ていて十分に楽しめるものでした。洛南高校の吹奏楽も京都府大会では金賞を取り続けて代表になっているだけあって、さすがにうまいと思わせるものでした。

画像はDALLE-3で作ったイメージ画像で本文とはあまり関係ないです。

京都橘は、時間が20分程度とそんなに長くなかったにもかかわらず、オレンジの正装でのステージドリルで華やかなものでした。選曲もちょっと激しめのリズムのソウル系の曲から始まって、次はスローでメロディアスなバラードの曲を挟み、また次はソウル・ファンク系の激しいリズムの曲といったように、動と静を交互に繰り返して全7曲の最後は伝統のSwing JazzのSing3でまとめるといった、なかなか楽しめるものとなっていました。

ちょっと感じたのは、Sing3が以前のものとくらべて少し迫力がなくなってきたような気がすることですが皆さんはどう感じますか?。なお、全部の曲には出てなかったようだけど、長女ザウルスさんも何曲か参加していて違和感なく溶け込んでいて、もうすでに中核メンバーとして活躍を始めているというところでしょうか。今年も引き続き頑張ってください。

未来芸術祭プログラム

さて翌日のO-VILSの方は、京都駅近く京都テルサで開催されました。久しぶりの公演なので、お客さんはあまり来てないかもと思って行ってみたのですが、キャパ856名のホールのかなりの部分は埋まっていて結構な盛況でした。特にメンバーと写真を撮れるという特典付きの一万円のS席がほぼ満席といっていいくらい(100人くらいいました)だったのは驚きでした。

ステージは、らいちゃが回転しながら入場してきたのにちょっと驚きましたが、演奏した曲はUptown funkやFire ball,livin' la vida loca,Sing3といった定番曲やオリジナル曲に加えて、昭和歌謡(なんてたってアイドルだったかな?)、アニメソングなどで構成自体は悪くないと思いました。

客席の雰囲気はアイドルのコンサート並みで、サイリウム(?)を振り回して掛け声をかける人が多く、私は行ったことないけどAKBなんかのコンサートはこんな感じなのかなと思わせるものでした。

ただ、私は音に関して非常に不満でした。というのはエレキベースの音が極端に大きく、しかも音程自体が聞き取れないくらいのノイズ交じりの轟音で、聞いていて非常に不快でした。金管楽器などの音も複数の楽器で吹いているにもかかわらず何か厚みがなく、ショルダーキーボードの音もあまり聞こえなくて、なんだか全体のバランスが悪く、ステージの最初から激しいハウリングが入っていたことから考えると、音響のエンジニアがうまくないのかもしれません。ステージでは結構楽しげに演奏しているようなので、もしかしたらステージの演者にはバランスよく聞こえているけれど、客席に聞こえる音はPA担当に任せっきりで、演者たちは全然聞いていないのかもしれません。

ちっぴが1曲だけスネアをたたいていて、これはものすごい迫力で見ごたえ聞きごたえがあったけど、全体的にこんな音を聞かせるのだったら次からはもう行かないかな。

ということで次はWaterさん、次の投稿をよろしくお願いします。都合がつかない場合は早めに次の人(ともちちさん?)に回してください。

 

第51回関西マーチングコンテスト

ちょっと投稿遅れましてすみません。

さて、先日9月23日、京都橘が出場した第51回関西マーチングコンテストに出かけてきましたので、そのご報告などを。

私の家は会場である大阪Asueホールからかなり距離があり、当日10:00am開始には、自宅からでは到底間に合わないので前日に京都に宿をとって出かけることにしました。前日9/22には同じく京都に宿をとっていたMattさんと京都オトコマエ食堂でささやかな前夜祭をし、翌9/23朝8:30ころ宿を出て会場に向かいました。

当日、京都を出るときに新快速に乗ったつもりが普通電車に乗り間違えてしまって、会場到着は開演直前となってしまいましたが、何とか1校目の箕面自由学園の演奏開始には間に合いました。見ていたところ、箕面自由は音も美しく、マーチングも正確で、さすが大阪代表校でレベルが高いと思わせるものでした。続く淀川工科、東海大仰星も素晴らしい演奏・演技で、この辺りでじつのところ京都橘も危ういかと思っていました。

そのあとのいくつかの高校は、全曲ジャズでまとめるなど、ユニークな高校もありましたが、演奏自体は先の三校ほどではなく、目立って素晴らしいと思われる演奏をしたのは滝川二と京都両洋くらいだったでしょうか。前半が終わった時点では、私としては、先の三校と滝川二、京都両洋、強いて言えば箕面自由と滝川二が抜けているのではないかと感じていました。

前半が終わって、喫煙所で休憩していると、ぼつぼつと避難所メンバーの面々が集まってきて、あーだこーだと前半の演奏について語りあいました。ほぼ全員が一致してよかったといわれていたのは滝川二で、あとは各自の評価はバラバラだったような気がします。

京都橘が出場する後半が始まって、各校の演奏を聴いていたのですが、京都橘の演奏が始まる前まで、独特の編曲の高校や、M協風の演奏をする高校、全曲レ・ミゼラブルの曲でまとめた高校などユニークな高校がいくつもありましたが、やはり印象に残ったのは近江と早稲田摂陵だったでしょうか。

19番目に京都橘高校がいつものオレンジの衣装で登場しましたが、正直この時点では、ここまでに素晴らしい演奏をしている高校がいくつもあったので、代表に選ばれるのはちょっと厳しいかもと感じていました。

が、美しいトランペットの音から始まるファンファーレを聴いて、演奏・演技自体に引き込まれてしまいました。私の見た感じでは、音もマーチングも美しくて素晴らしく、ほぼノーミスで演奏を終えて、終わったときにはこれは全国にいけただろうとほぼ確信しました。多分にひいき目もありますが、今回の大会出場の高校の中では一番良かったと思います。

後半を終えて、避難所の面々と会って少しお話ししたのですが、ほぼ全員が一致して滝川二と京都橘は代表だろうという感じで、後の二校はそれぞれいろんな高校をおしてたような気がします。

終わった後、帰りの時間の関係で今回は現地で解散し、すこし時間の余裕があるMattさんとしまモンさんと私で小規模反省会を新大阪で開催したのですが、新大阪に行く地下鉄の中で、ネット発表された審査結果を知り、ほぼ納得ちょっと意外というところでした。なお、全国代表に選ばれた高校は、箕面自由、滝川二、四条畷、京都橘です。

意外な代表校になった四条畷(しじょうなわて)は、スネアドラムを8個くらい使い、曲のフレーズを細切れで演奏して、カラーガードも参加といった私の思うバリバリM協風の演奏をした高校で、吹連のマーチング大会ではこのようなスタイルは受けないのではないかと思っていました。しまモンさんも、あそこはマークタイムをやってないように思うし、この大会にはM協大会の練習のために来たんじゃないかなどといっていたのでほぼ完全にノーマークでした。

ともあれ、京都橘、全国大会出場おめでとうございます。今後も頑張れ!

黄檗エンジョイフェスタin萬福寺

先月はたくさんイベントがあったのですが、九州編はともちちさんまたはWaterfordさんがレポートしてくれそうなので、私は萬福寺のイベントについてレポートします。

京都市の南方、宇治市にある萬福寺は日本に伝えられた禅宗である臨済宗・曹洞宗・黄檗(おうばく)宗のうち黄檗宗の大本山です。臨済宗の南禅寺や天龍寺、曹洞宗の永平寺などにくらべるとちょっとマイナーかもしれませんが、三大禅宗の中の一つの大本山ということで広大な敷地に立派な建物群を備えた巨大寺院です。

萬福寺は他の禅宗に比べ、比較的最近の江戸時代の初めに中国からやってきた隠元隆琦(いんげんりゅうき)によって創建されたと伝えられます。この禅師は名前の通り中国から日本にインゲン豆を持ってきたとされますが、それだけでなくスイカやレンコン、孟宗竹や木魚も隠元禅師がもたらしたとされています。

持ってきた木魚の原型といわれるものが以下の写真でなんだかちょっとユーモラスです。

萬福寺の魚梆 Wikipediaより

他にも、弥勒菩薩の化身といわれる布袋さんの像もあり、これもちょっとおどけた感じがします。

萬福寺天王殿の布袋像 Wikipediaより

これだけ見るとなんだかゆるゆるな寺という感じもしますが、この寺での実際の修業は厳しいものだそうで。

そんな萬福寺で今回おそらく初めて開催された黄檗エンジョイフェスタin萬福寺に京都橘が招待されたので見物に行ってきました。このイベントはマルシェ、パンの販売会、煎茶道の大会、コンサートなどからなる複合イベントで、京都橘は5/20の午後14:30からのエンジョイコンサートに参加することになっています。

京都には前日から来ていて、午前中はちょっと暇があったので少し近郊をぶらついてみました。萬福寺のすこし北方の伏見区には世界遺産の醍醐寺があり、南方の宇治市中心部にはこれまた世界遺産の宇治上神社や平等院がありますが、今回は萬福寺から電車で5分くらいの平等院に行ってみました。平等院はもともと光源氏のモデルといわれた源融(みなもとのとおる)の別荘で、のち藤原道長の息子の藤原頼通が西暦1052年に寺院に改めたものとされます。境内には言わずと知れた鳳凰堂や阿弥陀如来像をはじめとする国宝も多数あり庭園も美しく、これらが1000年以上前からあるものだと思ってみるとなかなか感慨深いです。

平等院鳳凰堂 2023/5/20 ike撮影

さて昼頃になったので、平等院を出て萬福寺に向かうことにしました。お寺の境内でのイベントだから無料かなと思っていたら、しっかり拝観料500円を取られます。中に入って、マルシェやらパン販売コーナーやら境内を一巡りして演奏会場と思われる本堂前に行ってみると、ともちちさんやDiablo一家、アナログさんWaterfordさんなどを発見。みなさん早めに来て席を確保していたようです。イベント場所がちょっとマイナーなせいか、天候不順のせいか橘参加のイベントにしては観客はちょっと少な目な感じがしました。なお、寺の境内とはいえビールや軽食を出すキッチンカーもあったので軽くランチを食べて演奏会の開演を待ちます。舞台のセッティングは一番人数の多い京都橘の生徒がやっているようで、長女ザウルスさんも忙しそうに働いています。

今回のコンサートは京阪沿線の高等学校の吹奏楽部によるものということで、東宇治高校、京都翔英高校、京都橘高校の順で演奏が開始されました。東宇治高校、京都翔英高校の演奏は悪くはないのですが、人数が少ないせいかちょっと音の厚みにかけていたような気がしました。さていよいよ京都橘の演奏となりますが、屋外とはいえ本日は座奏スタイルで黒パンツに白いワイシャツと金色のネクタイといった格好で登場です。

演奏された曲は以下だと思われます。
・Fafare for Tachibana
・ジャパニーズ・グラフィティ XII
   ・銀河鉄道999('78 TV版)
   ・宇宙戦艦ヤマト
   ・銀河鉄道999('79 劇場版)
 ・となりのトトロメドレー
   ・イントロ(風のとおり道)
   ・さんぽ
 ・五月の村
   ・風のとおり道
   ・ねこバス
   ・となりのトトロ

さすが京都橘ということで、コントラバスなんかも入って音の厚みが全然違います。しかも入部してからまだひと月ちょっとのはずの新入生も入っているのにもかかわらず、乱れが全然なく表現も豊かです。もしかして新入生は選ばれたメンバーだけだったのでしょうか?なおわれらが長女ザウルスさんは1stクラリネットの三番目で実に堂々と演奏していました。

個人的にちょっと感じたことは、選曲が素直な明るい曲すぎるような気がしました。もうちょっと癖のある複雑なリズムの曲をやってもよかったんじゃないかな。後、パーカッションははっきりと指摘できるわけじゃないけど例年のキレにかける気がしましたが皆さんはどう思われましたでしょうか。

とはいえ演奏には満足でした。終わった後は反省会でともちちさん紹介の伏見のビストロにいってフランス談義などをしながら今年の京都橘について語って今回のイベント終了ということにしました。長くなってしまいましたのでこの辺で。次回はケセラさんよろしくお願いします。

 

風に舞う音色と神秘のキツネ

京都の美しい春、桜が咲き誇る頃、クラリネットを愛する少女ミナは強豪高校の吹奏楽部に入部した。伏見稲荷大社の近くに住む彼女は、毎日、練習が終わると近くの神社に立ち寄っていた。ある日、神社でひょうきんなキツネに出会う。このキツネは、いたずら好きで神秘的な力を持っていた。そして、言葉をしゃべることができたが、ミナにしか見えないし聞こえない存在だった。

「ねえコン、君は誰コン?吹奏楽部に入ったって聞いたコンよ!」キツネは尋ねた。

「私はミナ、クラリネットを演奏するのが大好きなんだ。君は?」ミナが答えた。

「私はこの伏見稲荷大社の神使キツネコン!名前はコン太コン!」キツネは得意げに言った。

ミナは最初驚いたが、次第にキツネと打ち解けていく。キツネは彼女が練習している姿を見て、ミナが困難に直面した時に助けてくれることを約束した。

吹奏楽部では、ミナはすぐにクラリネットパートの仲間と仲良くなった。しかし、練習が進むにつれて、彼女はいくつかの困難に直面する。高校の強豪吹奏楽部だけに、練習は厳しく、時には心が折れそうになった。だが、その度にキツネが助けてくれた。

キツネは神秘的な力を使い、ミナの前に幻のクラリネット奏者を現れさせた。その奏者は、ミナが目指すべき技術を見事に演奏して見せた。ミナはその演奏に感動し、練習に励む力を得た。

「ミナ、諦めないでコン!君はすごい才能を持っているコン!私がついてるから大丈夫コン!」キツネは励ました。

ミナはキツネの力と自分の努力で、試練を乗り越えていく。そして、部員たちとの連携も深まり、困難を乗り越える度に成長していった。

ついに定期演奏会の日が訪れた。ミナはソロパートを任され、大勢の観客の前で演奏することになった。彼女は練習の成果を発揮し、その美しい音色で観客を魅了することを夢見ていた。しかし、演奏会前日になって緊張が高まり、不安になってしまった。

「コン太、明日大丈夫かな…」ミナは不安げに言った。

「大丈夫コン!ミナには私がついているコン!自信を持ってコン!」キツネは励ました。

演奏会当日、ミナは緊張しながらステージに立った。すると、キツネがミナの側に現れ、微笑んで頷いた。

「頑張れコン、ミナ!」

その言葉を聞いて、ミナの緊張が消え、自信に満ちた演奏が始まった。彼女のクラリネットから美しい音色が舞台に広がり、観客を感動させた。演奏が終わると、会場は大きな拍手に包まれた。

ミナはキツネに感謝の言葉を述べた。「コン太、ありがとう。君のおかげで成功できたんだ」

キツネは優しく笑って答えた。「いやコン、そうではないコン。成功したのはミナの熱意と努力のおかげだコン。私はもう必要ないコンね。あとは君自身の力で頑張ってコン!」

そしてキツネは、ミナの成長を確信し、彼女の前から姿を消した。ミナはキツネに感謝し、これからもクラリネットの道を歩んでいくことを決意した。彼女は、キツネとの出会いと神秘的な力によって、新たな自分を見つけることができたのだった。

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いきなりこんな奇妙な文章を書いて、ike氏ついに狂ったか!と思われそうですが、そういうわけではありません。

昨日定期演奏会の前に、伏見稲荷に行って狛犬ならぬ狛キツネを見たのですが、そのとき、この狛キツネと京都橘の新入生をモデルに最近話題のOpenAIの人工知能chatGPTにお話を作らせたらとひらめいて、それを試してみました。chatGPTに頼んだのは

”京都の強豪高校の吹奏楽部に入ったミナというクラリネットを演奏する少女が伏見稲荷大社の神使であるいたずら好きなキツネに偶然出会って、その助けと自分の努力でいろいろな困難を乗り越えてクラリネットパートのリーダーになり、定期演奏会ではソロパート演奏するというファンタジー小説を書いてください。なおキツネは一般に伏見稲荷大社の神の使いの動物とされていますが、この小説中ではひょうきんなお調子者ではあるが神秘的な力をもつ動物で、時々語尾にコンをつけて言葉をしゃべるがミナにしか見えないし聞こえないものとしてください。”

というのですが、この依頼でchatGPTは上記のような話を作り上げてくれました。正確には、最初は頼んでもないのに、卒業後に音楽大学に進学し、コンクールに優勝して、世界的な音楽家になり、世界を演奏しなら旅をして年老いていくという壮大な物語を得意げに作ってきたので、定演後の話はカットしてもらったのがこれです。どうですか?そこそこ読めるものになっていて、機械が書いたとは思えなくないですか?なお挿絵はこれもOpenAIのDALL・E2という自動イラスト生成マシンで作ったものです。

chatGPTはこのようなお話を作るというだけではなく、学術的な問題にも答えることもできるので、学生とかも使うといいんじゃないかと思います。計算機に答えさせるのはズルとかいう人もいるかもしれませんが、この機械は自分が知っていることなら、順序だてて丁寧に説明してくれますので私はこれを使うのは賢い勉強方法だと思います。なお、知らないことは知らないといわずに自信満々で全くでたらめの答えを返すこともありますので注意が必要です。

ということで、昨日ひらめいたアイデアで投稿させてもらいました。次はケセラさんなるべく早めに次の投稿をお願いします。

京都橘の歌声

このところ、某長女ザウルスさんの橘入学、さくらパレード、定期演奏会と大きめのイベントが目白押しですが、そちらの方のレポートはコメントと次のライターのケセラさんに任せて、ちょっとした小ネタを書きます。

少し前になりますが、上記の台湾での楽器なしリハーサルを見て驚愕しました。これはおそらく各人が自分の楽器の音を歌ってマーチングをしていると思われますが、ちょっと普通ではないように思われます。私も素人ながら時々バンドで楽器を弾いたりするのですが、曲の暗譜はするものの、音自体を暗記しているわけではなくて、指の形とか位置とかで覚えているので、こういう歌って自分の楽器の音を出すのは無理です。仮に音を覚えたとしても、ほかの人の音に惑わされずその音を正確な音程で歌って美しいハーモニーとするのは私には不可能です。もしかしたら、私には無理なだけで普通の吹奏楽部員なら簡単にできるのかもしれませんがどうなんでしょうか。

京都橘はこの楽器なしマーチングのために特殊な練習をしているのか、ちょっと調べてみたら、以下の動画を見ると結構な時間を取って歌の練習をしているようです。

発声練習みたいなこともしているようで、さもありなんという感じです。

一般的には楽器奏者が歌のトレーニングをすると、音程感やリズム感が向上したり、フレーズの表現力がアップしたり、息の使い方が改善されたりするといわれているようですが、どうなんでしょうかね。むしろ楽器演奏における技術や表現力の向上にあまり影響がなく、時間や労力の浪費になりそうな気もします。

橘の部員を見ると、音程やリズム感や表現力はもう十分なような気がして、たまに早いフレーズとかを吹くときにもたついていたりするのを見ると、むしろ楽器の演奏のトレーニングに時間を使った方がいいのではないかと思ったりします。それ以外に時間を使うのなら自分でアレンジやアドリブができたりするようになるために、音楽理論の勉強などに使ってほしいと思います。まあ素人の部外者が言うのは余計なお世話なので、兼城先生やDMの方針がうまくいくことを願っています。

しかし、たまに京都橘の吹奏楽部員の美しいコーラスを聞くのは楽しいもので、この間のクリスマスの豊岡公演では、美しい"We wish you a merry christmas."のコーラスを聞いて感動しました。

で、友人の音楽家に頼んでちょっとアレンジしてもらってボーカロイドで橘のコーラスを再現してみました。

まあ、ちょっと京都橘に失礼かもしれませんが、雰囲気的にはこんな感じだったような。ただこれは古いボーカロイド4での打ち込みで、そもそも英語が喋れないもので、しかも発音がいかにもコンピュータっぽく、低音もあまり出ていません。

で、最新のVOCALOID6ではAI技術を取り入れて発声の仕方を洗練させ、英語や中国語も歌えるようになったと聞いたので、VOCALOID6版も試作してみました。

だいぶんましになったのですが、なんだか外人のボーカリストが情感込めて歌っているようになって、橘のコーラスの印象とはまたちょっと違ったものになってしまいました。これはCuBaseなどDAWとも連携できるので、最後のほうにCuBaseで少しベースとストリングスを入れて盛り上げてみましたがどうでしょうか。

ということで、次回はケセラさん一週間以内の投稿をお願いしますdevil

今秋の京都橘の公演

先ほどイベントページを更新しましたが、今秋は京都橘吹奏楽部は忙しそうでわかっているだけでも7つの公演が控えています。

まず、10月7日と10月10日には、日台友情音楽の夜の公演と、台湾国慶節パレードに外国人として初の招待されての公演があります。国家からの招待というのは橘の音楽が世界に認められているという一つの証拠でもあり、一ファンとしてうれしい限りですね。ちなみに台湾の高雄市の地名は京都の右京区高雄が由来だそうで、京都と台湾は昔から関係が多少はあったのかも。なお私は残念ながらパスポートが切れているし、ちょっと忙しいので現地には行けそうもありませんが、もし行く方がいらっしゃれば現地状況など報告していただけると幸いです。

次は、10月16日の京都駅ビル室町小路広場での秋の高校バンドフェスティバルでの公演ですが、ここは無料でチケット予約の必要もなく、気軽に見に行けるのがいいですね。ただここは駅の階段が観客席となるので少々座り心地が良くないのと、のんびりしていると前の方の階段はすぐに取られてしまって後方で見ることになってしまうというのが難点でしょうか。

その次は、最近突然入ってきた10月29日の愛知扶桑町イオンモールでの公演です。イオンモール公演は以前京都南部高野原イオンモールでの公演がありましたが、あの時は観客と同じ高さのフロアでの公演で(ケセラさんのように)プレーヤーと実際に触れ合える機会もあり楽しいものでした。今回もあんな感じだといいですね。

翌日10月30日は別府でのマーチングカーニバル in 別府です。移動が大変そうですが大丈夫なのでしょうか。この公演は広い通りでのある程度の距離のパレードがあり、見ごたえがあります。

なお、ステージマーチングもありじっくり鑑賞もでき、おまけに温泉も豊富なので泊りがけで行って楽しめる公演だと思います。

11月に入って11月20日は昨年に引き続いての全日本マーチングコンテストへの出演で、ここでは京都橘の本気の演奏が見られると思います。私は一度も全国大会での橘の演奏を生では見たことがないのでチケットが取れれば一度見てみたいものです。

11月23日にはエリザベス女王在位70周年記念「女王陛下の英国近衛軍楽隊」の公演です。これは英国近衛軍楽隊コールドストリームガーズバンドとの共演ですが、場所が京都南座というところがちょっとユニークで、南座の歌舞伎の舞台の仕掛けの廻り舞台とか大ゼリ、小ゼリとか花道とか使った演出で公演するのではないかと期待しています。

私としては、京都駅ビル、別府、京都南座あたりには参戦したいと思ってますので、皆様現地でお会いしましたらよろしくお願いします。

追記:(10/10)
ともちちさんから指摘のあった通り、京都橘校吹奏楽部は11月13日(日)長岡京ガラシャ祭りの行列巡行に参加するようですので、イベントページに追加しておきました。

We Are O-VILS. vol.3 レポート

今月のはじめ7/9に行われたO-vilsの公演にこっそりと行ってきましたので、忘れないうちにそのレポートなどをさせていただきます。

会場はロームシアター京都のサウスホールで、ロームシアターでも京都橘が定期演奏会を行ったメインホールではなく、その南側のやや小さめのホールですが、写真の通りコロナにもかかわらず結構多くの人が詰めかけていました。来ていた人はやや中高年男性が多かったようですが、若い人も徐々に増えてきたように見えました。ホールはキャパ716席らしいですが、前から70%くらいまでほぼ満席で後ろの方はPA機材などの置き場になっていたようです。

開演数分前に、“携帯を消音モードにしてください”とか”大声で声援しないでください”とかの場内アナウンスがあり、前回はこれをちっぴがカミカミでやっていてなんだか手作りライブ感があったのですが、今回は全然かまずに落ち着いた声でアナウンスされていたので、プロを雇ったのかなと思っていたら、最後に”以上、最近かるく髪を染めたミドリでした!”とのアナウンスで会場から思わず拍手が出てました。ちなみにミドリは115期の部長で、ニックネームはアロロ、アロエジュースのアロに黄色のロだそうです。Pasadena BandfestのI’ll be thereなんかでソロも吹いていた、私の一推しのアルトサックスプレーヤーです。

その後メンバー紹介から始まったステージですが、人数は増えてきているようで、覚えているところではトランペットが6人、トロンボーンが4人、カラーガードも6人に増えていて、音はどんどん厚くなってきていました。ガードのダンスも華麗で高速なものになってきていたように思えます。ただ、ベースとギターが管楽器の音に負けまいとしてか、以前にもまして大音量で、今回は私の感想ではうるさくて全体の演奏の邪魔になっているように感じられました。

演奏された曲は、プログラムが大行列になっていて買えなかったので正確にはわかりませんが、やや定番化してきたFireball, Livin’ la Vida Loca, You can’t stop the beat, Sing Sins Sing,007のテーマなどに加えてオリジナル曲が3曲ほど、それに松田聖子の曲とか、Amazing graceとかも入っていたと思います。それぞれ独自の振り付けがされていて、ミドリやユイ(クラリネット)やちっぴ(ショルダーキーボード)がソロを取っていたりして見ていてなかなか楽しめるものとなっていました。カラーガードのダンスは非常に高速に回転したり、足を緩やかに高く上げる、まるで東洋の武術のような振り付けもあり思わずはっとするくらいの美しさでした。

上記は、撮影可能だったオリジナル曲2曲ですが、皆様どうでしょうか。私の感想としては、ちょっとどちらもあまり印象に残るフレーズやメロディがなく、言ってしまえばちょっと退屈な曲に感じられました。まあこれは現時点の感想で、余り聞きなれていないからかもしれません。なおオリジナルの曲名は順にTrigger, Range of Oというようです。これに最近新曲Enchant parkというのが加わったとか。

というところで、どうもO-vilsは避難所ではあまり人気がないようですが、まあそういわずに一度見に行ってはと思います。これまでのO-vils公演はまだ学生の京都橘と違って料金がやや高かったですが、9/10には京都岡崎公園で代金は0円から観客が自分で決められるというイベントに出るみたいなのでそちらに行ってみてはいかが。イベントページに追記しておきます。

 

 

OrangeBookなど

醍醐寺の桜 2022/03/26

今回はさくらパレードの続きを書こうと思っていたのですが、今年は中止になってしまい、しかもちょっと時季外れになってしまったので、また来年のさくらパレードのころの季節のネタに回そうと思います。

代わりといっては何ですが、さくらパレードが開催される時期の一週間後あたりの醍醐寺の桜の写真を上げておきます。このお寺は京都橘の地元近く京都市伏見区にあり、豊臣秀吉が醍醐の花見という盛大な花見をやったことで有名で、その時の秀吉の書状も残っていたり、今もなお立派な桜の木が植わっていたりしてなかなか興味深いところです。

さて、ちょっと話は変わって、先日の定期演奏会の時JRさんとお話ししていたところ、JRさん作のOrangeBookをこのじじブロ避難所にのせたらどうかという話が出ました。ということで先日、OrangeBookのWord版をLineで送ってもらい、WordPressで何とか見えるように編集してみました。京都橘高校吹奏楽部の演奏曲パレード演奏曲というページにその初めの部分だけ載せてみましたので感想などをいただけると幸い。ページ上部のメニューのOrangeBookのところからも見ることができます。

ところで、JRさんこんな感じでいいんですかね。というかアカウント作りますのでJRさん自ら作っていただけたら嬉しいのですが。

上記は2019年のブルーメの丘パレードですが、今週末4/29は2022年のブルーメの丘パレードですね。昨年はコロナでスケジュールがずれていたので、この間終わったとおもったらまた次の回が来たという感じです。私は今年も参戦予定ですので、現地で見る方々、今年もどうぞよろしく。

あと、5/8はブラスエキスポ2022のようで、特に問題なければこういうイベントスケジュールを周知するため、OrangeBookとあわせてイベント予定表みたいなページを作ろうかと思っています。何かご意見があればコメントにてよろしくお願いします。

 

さくらパレード 前編

まだちょっと早いかもですが、京都の春の祭典、さくらパレードが近づいてきました。これは開催されれば、まず京都橘は出演するし、屋外イベントで無料なのでチケットを予約する必要もなく、ドリルやパレードを割と近い距離で見ることができますので、京都橘をまだ生で見たことのない人が、初めて見てみるのにはちょうどいいんじゃないかと思います。最近は少し混雑するのが難点ではありますが。

上記の動画は私が初めて京都橘を生で見た時のさくらパレードの交歓コンサートで、私はこの右奥の方で見ていたのですが、思った以上に動きがダイナミックで音にも迫力があって圧倒されました。動画にも映っていますが、ジャンピングハイタッチにはびっくりしました。

さくらパレードでは交歓コンサートとパレードがあって、どちらも京都市内中心部で行われます。この辺りには名所・旧跡も多く、時期も桜が咲き始めるころのいい季節で、これを見たついでに京都観光をするのもいいのではと思います。ということで、この周辺のちょっとした紹介をします。

まず、交歓コンサートが行われる御池中学校ですが、ここはただの中学校ではありません。ここはもと上京第27番組小学校、のちの柳池校といって京都が全国に先駆けて日本で最初に作った小学校だったものです。裏手に回ると"日本最初小学校 柳池校"という石碑があります。日本最初の小学生がこの辺りで勉強していたと思うとちょっと感慨深いのではないでしょうか。

柳池校跡石碑

さて、さくらパレードのパレードはまずこの御池中学校をスタートして、御池通を東進します。この御池通はただの通りですが、平安京の時代、およそ1200年前からある通りでもあります。平安時代は三条坊門小路という狭い通りで、今のように片側四車線の広い通りになったのは、第二次世界大戦で周辺家屋が疎開させられ、戦後の整備でこの道を広くしたからのようです。

この御池通、なぜ御池通と呼ばれるようになったかというと、この通りが二条城付近にある神泉苑という庭園の池の前を通っていることで、江戸時代あたりからそう呼ばれるようになったそうです。この神泉苑は平安京ができた時から存在し様々な伝説がある禁苑で、だいぶ狭くなったようですが現在も存続しています。有名な伝説ではここで東寺の空海と西寺の守敏という僧が雨乞い勝負をして、空海がインドから竜神を呼んできて京都に雨を降らせて勝利し、そのこともあってか西寺はその後衰退して滅びたという話があります。以降雨乞い場所として有名になり、元祖しずちゃんの静御前もここで雨乞いをしていた時に近くで見ていた源義経に見初められてその側室になったという話もあります。また、ここは嵯峨天皇が初めて桜の花見をしたところでもあり、日本の花見の発祥地ともいわれますので、さくらパレードの後で花見がてら行ってみるのもいいんじゃないでしょうか。

神泉苑

さて、パレードは御池通りを進み寺町通との交差点で右折し寺町通を南下します。この寺町通も平安京ができたころからある通りですが、当時は東京極大路(ひがしきょうごくおおじ)と言って平安京の東の端の通りでした。現在はこの通りは京都御所のすぐ東を通り京都の中心街に近いですが、これは京都御所や市街地の方が平安京の時代から東の方に移動してきたためです。この通りが寺町通と呼ばれるようになったのは、豊臣秀吉が京都の整備をしたときに、京都に散在する寺院を集めてこの通りの東側に移転させたことによるもので、そんなことからこの通り沿いはたくさんの寺院があります。

寺町 本能寺

パレードに従って寺町通に入ると、すぐ左手に本能寺というお寺があります。これはかの本能寺の変で明智光秀が織田信長を襲ったところの本能寺ですが、この本能寺は秀吉が本能寺の変の後にここに移築させたものであり、当時はここから西南西約1kmほどのところにありました。境内に入ると本堂の裏手あたりに信長公のお墓があります。ここで、かの戦国のスーパースター織田信長をしのんで手を合わせるのもいいかもしれません。ただ、信長公のお墓はほかにもたくさんあり、京都市内だけでも大雲院、妙心寺玉鳳院など数か所ありますが、中でも最も立派なのは秀吉が作らせた大徳寺総見院のものではないでしょうか。ここには信長公の木像も安置してあり、通常は非公開ですがたまに特別公開していますので、時期が合えば一度行ってみるといいでしょう。あと、寺町通り沿い京都御所のやや北に阿弥陀寺というお寺がありますが、ここにも信長公のお墓があり、これはここの当時の住職が本能寺の変の直後に本能寺に行って信長公やその家来たちの遺灰を拾って持ち帰りそれを弔ったものだとされています。本当かどうかわかりませんが、そうだとするとここが本当の信長公のお墓なのかもしれません。ここはだれでもはいれるお寺で私も数年前に行ってみたのですが、写真を撮り忘れてしまいました。

ところでこの本能寺、実際には本寺というちょっと変わった文字が使われています。これは本能寺が本能寺の変を含め、たびたび火災にあったため、ヒ(火)が去るようにとこういう文字を作ってあてはめたのだという説があり、本能寺のホームページにもそう書いてあります。話としては面白いですが、これはどうもデマらしく、実際はの字が刻まれた屋根瓦が本能寺の変以前の本能寺跡から出土していて、当時はこっちのの方が広く使われていて能の方こそ最近使われだした字だということのようです。

とかなんとか書いていたら、長くなってきたので次回に続くということで…

We Are O-VILS Vol.1 ライブレポート

去る12月4日土曜、京都テルサホールにて行われたWe Are O-VILS Vol.1ライブにこっそりと行ってきましたので、少しそのレポートをいたします。(出演者の敬称を略します)

上の画像は開演約40分くらい前の京都テルサホールの外観で、なんだかひっそりとしているのでもしかして観客がすごく少ないのかと思ってやや緊張しながら会場に向かいました。内部の撮影は禁止されていたので会場内部の画像はありませんが、入場してみると感染対策で席は間引きしてあるものの、キャパ最大800人程度の会場で一席置きの配置で約400名ほどが入っていて、けっこう盛況でした。外観がひっそりしていたのは、今回は入場手続きがスムーズで全員が速やかに会場に入場できていたからのようです。客層は相変わらず中高年男性が多めですが、以前よりは若い男性、若い女性の客がふえてきているように見えました。

さてほぼ定刻通りに橘テンションから始まったステージですが、今回はゆいなの叩くドラムに合わせてメンバー紹介からのスタートでした。今回の目玉はライちゃのショルダーキーボードでの参加でしょうか。ライちゃはやや緊張気味のようにも見えましたが、ちゃんとステップを踏んで楽しそうに演奏していました。ただ電子楽器に慣れていないのか、自分の音がよく聞き取れていないようでややぎこちないところも見えました。パーカスはこの二人に加えてちっぴのみで、ちっぴはいつも通りパワー全開で満面の笑顔で演奏・ダンスをしていましたが、るいやこまれは土曜の部は休場だったようでちょっと残念。あとサックスはみどりをはじめとしてバリトンからテナー、アルト、ソプラノまでそろえた5人でけっこう充実しています。またカラーガードもあやか、まふらん、みつきなど5人に増えていて、ダンスもキレを増していて迫力十分でした。ちょっと気になったのはクラリネットのゆいの欠場で、日曜の部にも出なかったようなので辞めてしまったのかもしれません。あとはトランペットが二人でトロンボーンが一人で、日曜の部ではこれにそれぞれもう一人づつ増えるようで、金管楽器も厚みを増してきた感じです。

演奏した曲としては、Fire ball, TRIESTEZA, You can’t stop the beat, Sing Sins Singなど、橘114-116期で良くやっていた曲に加えて、Uptown Funk, Livin’ la Vida Loca, Isn't she lovely, 渚のシンドバッド, Jump in the lineなどたぶんO-vilsで初めて演奏する曲なども増えてきていました。個人的にはやっぱり一番まとまっていて迫力があったのはSing Sing Singですが、Livin’ la Vida Locaはノリもよくよかったですね。郷ひろみが歌っていたもののイメージが強いですがそれよりはよかったような。あと、渚のシンドバッドよりは勝手にシンドバッドの方をやってほしかったかな。White ChristmasやAmaging Graceなどスローな曲も演奏していましたが、バンドとしての演奏ではなく一部の楽器のみの演奏でした。バンドとしてスローな曲も演奏できるようになればいいんじゃないかと思われました。

総じてなかなか良い出来だったと思いますが、私が感じた問題点としては、まず力のあるパーカッション奏者が何人もいるのにそれを生かしきれてないように思えました。ゆいなだけではなく、ちっぴやこまれやるいやライちゃのドラムも聞いてみたいし、打楽器がもっとあってもいいようにも思えます。あとはやはり踊らないギターとベースはちょっと違和感を感じます。踊らないエレキギターは、特に演奏の邪魔をしているというわけではないですが、音的にもリズム的にもビジュアル的にも必要がないように思えます。ベースに関してはスーザの音をかき消してしまっているのと、踊らないところが気になります。ゆるモワ!かるいがベースに回って踊るベーシストになるとか、踊るスーザを増やして踊らないベースをなくすといいんじゃないかなどと妄想してしまいます。

とこんなところで。今週末は京都検定の試験があり準備に忙しいのでちょっと早めに投稿します。次はケセラさんよろしく。