去る5/26日京都駅ビル室町小路広場にて行われた春の高校バンドフェスティバルに出かけてきましたので簡単に紹介します。
出演はリンクの通り、京都市内もしくは京都市に近い高校の吹奏楽部の出演ですが、実力を競うコンクールというわけではないので有名どころでも参加してないところもあり、入場無料で気楽に演奏を楽しむというイベントのようです。
会場は、上のように駅構内のちょっとしたステージとその前の広場で演奏し、その前に広がる相当に大きな階段に観客が座って聴くという感じです。階段状になっているので、演奏は見やすく聞きやすいですが、石の階段に直接座るのでクッションか何かをもっていかないとお尻が痛くなります。なお、入場無料で席は決まってないですが、結構人気のイベントなので早めに行って前方に席を確保しないと相当後ろの方から見ることになります。
13:00にイベントが開始され、ちょっと規模の小さい高校から演奏が始まりました。PAがしっかりしているのか、割と音はきれいに聞こえ、演奏もポップな音楽を楽しそうに演奏していて聞いていて楽しめるものです。演奏に合わせたダンスなんかも披露しますが、やはり多くの高校はちょっとぎこちない感じでした。とはいえそれなりにほほえましく思えました。
途中からはコンクール金賞常連の立命館高校なども出演し、大人数で迫力ある演奏を聴かせてくれたりもしました。あまり有名ではないかもしれませんが、鴨沂高校(オウキと読む。沢田研二が通った伝統ある高校で、京都御所の近く鴨川のほとりにあるという意味らしい)のChick Coreaのスペインの演奏なんかは複雑なリズムを完璧にこなすすごいテクニックでした。
京都橘は9番目の演奏で、白のワイシャツに金のネクタイ、黒パンツというスタイルで登場、これでステージドリルをやるという結構レアもののステージでした。さすがに貫録でファンファーレから始まる音は美しく、ダンスもプロ並みに洗練されていて、ここまででは一番素晴らしいと思えるパフォーマンスでしたが、2曲目のホープタウンの休日っていう選曲はちょっと地味でどうかなと思われました。ちなみに長女ザウルスさんも最前列で演奏で、こちらから手を振って応援したのですが気づいてくれたかな?
京都橘は、自分たちの演奏が終わってからは紫のキャップをかぶって機材の出し入れ等イベントのサポートにまわって、他校の演奏中は手拍子とダンスで他校を応援し、演奏が終わったときは黄色い歓声をあげて盛り上げるサクラ要員などもこなしていました。なんだか2曲目を演奏しているときより、他校の応援をしているときの方が楽しそうに見えましたがどうなんでしょうかね^^
イベントの最後に出てきたのは、前半部分でイベントのサポート要員をしていた京都両洋で、これは大人数かつ音もきれいで、ノリノリのパーカッション多数で、大迫力でした。特に得意のエル・クンバンチェロは絶品で、さすがにこのイベントでは一番人気を京都両洋に持っていかれたかもしれません。京都橘もこういうイベントではあんまりきれいにまとめようとせず、以前のように熱気あふれる演奏をしてほしいと思いましたが、一緒に見ていたアナログさん、Waterさんどう思いましたか?
翌日の萬福寺イベントも書こうかと思いましたが、長くなったのでこのへんで。次のWaterさんにお任せするということでw