ちょっと投稿遅れましてすみません。
さて、先日9月23日、京都橘が出場した第51回関西マーチングコンテストに出かけてきましたので、そのご報告などを。
私の家は会場である大阪Asueホールからかなり距離があり、当日10:00am開始には、自宅からでは到底間に合わないので前日に京都に宿をとって出かけることにしました。前日9/22には同じく京都に宿をとっていたMattさんと京都オトコマエ食堂でささやかな前夜祭をし、翌9/23朝8:30ころ宿を出て会場に向かいました。
当日、京都を出るときに新快速に乗ったつもりが普通電車に乗り間違えてしまって、会場到着は開演直前となってしまいましたが、何とか1校目の箕面自由学園の演奏開始には間に合いました。見ていたところ、箕面自由は音も美しく、マーチングも正確で、さすが大阪代表校でレベルが高いと思わせるものでした。続く淀川工科、東海大仰星も素晴らしい演奏・演技で、この辺りでじつのところ京都橘も危ういかと思っていました。
そのあとのいくつかの高校は、全曲ジャズでまとめるなど、ユニークな高校もありましたが、演奏自体は先の三校ほどではなく、目立って素晴らしいと思われる演奏をしたのは滝川二と京都両洋くらいだったでしょうか。前半が終わった時点では、私としては、先の三校と滝川二、京都両洋、強いて言えば箕面自由と滝川二が抜けているのではないかと感じていました。
前半が終わって、喫煙所で休憩していると、ぼつぼつと避難所メンバーの面々が集まってきて、あーだこーだと前半の演奏について語りあいました。ほぼ全員が一致してよかったといわれていたのは滝川二で、あとは各自の評価はバラバラだったような気がします。
京都橘が出場する後半が始まって、各校の演奏を聴いていたのですが、京都橘の演奏が始まる前まで、独特の編曲の高校や、M協風の演奏をする高校、全曲レ・ミゼラブルの曲でまとめた高校などユニークな高校がいくつもありましたが、やはり印象に残ったのは近江と早稲田摂陵だったでしょうか。
19番目に京都橘高校がいつものオレンジの衣装で登場しましたが、正直この時点では、ここまでに素晴らしい演奏をしている高校がいくつもあったので、代表に選ばれるのはちょっと厳しいかもと感じていました。
が、美しいトランペットの音から始まるファンファーレを聴いて、演奏・演技自体に引き込まれてしまいました。私の見た感じでは、音もマーチングも美しくて素晴らしく、ほぼノーミスで演奏を終えて、終わったときにはこれは全国にいけただろうとほぼ確信しました。多分にひいき目もありますが、今回の大会出場の高校の中では一番良かったと思います。
後半を終えて、避難所の面々と会って少しお話ししたのですが、ほぼ全員が一致して滝川二と京都橘は代表だろうという感じで、後の二校はそれぞれいろんな高校をおしてたような気がします。
終わった後、帰りの時間の関係で今回は現地で解散し、すこし時間の余裕があるMattさんとしまモンさんと私で小規模反省会を新大阪で開催したのですが、新大阪に行く地下鉄の中で、ネット発表された審査結果を知り、ほぼ納得ちょっと意外というところでした。なお、全国代表に選ばれた高校は、箕面自由、滝川二、四条畷、京都橘です。
意外な代表校になった四条畷(しじょうなわて)は、スネアドラムを8個くらい使い、曲のフレーズを細切れで演奏して、カラーガードも参加といった私の思うバリバリM協風の演奏をした高校で、吹連のマーチング大会ではこのようなスタイルは受けないのではないかと思っていました。しまモンさんも、あそこはマークタイムをやってないように思うし、この大会にはM協大会の練習のために来たんじゃないかなどといっていたのでほぼ完全にノーマークでした。
ともあれ、京都橘、全国大会出場おめでとうございます。今後も頑張れ!