つい先日8月8日にあった京都府吹奏楽コンクールに出かけてきましたので、軽くご報告を。
京都府吹コンはこのところ各高校の演奏レベルが高くて金賞代表になるのは京都橘にとってかなり難しいと言われてきたようですが、このところ座奏にも力を入れてきたので今年あたりそろそろ代表に選出されるのではと思って平日にもかかわらず、会社を休んで見に行きました。
会場の京都コンサートホールは京都駅から地下鉄で15分ほどの北山駅で降りてすぐ、駅からも会場まで屋根付きの歩道が続いているので、夏の炎天下でも、大雨が降っていたとしても楽にたどり着けます。チケットも入り口で当日券が買えて、自由席ですが座席には多少余裕があるのでゆっくりと鑑賞することができます。さすがに平日の午前中なのでこのブログ関係者は来てないだろうなと思っていたら、すぐアナログさんに遭遇、あとでdiabloさんにも合うことができました。
私は27番目の西京高校から見ることができたのですが、さすがにというかどの高校も演奏はまとまっていて、大きなミスみたいなものもなく甲乙つけがたいという感じで、これを採点するのはかなり大変なのではないかと思いました。しいて言えば龍谷大平安高校の演奏がひとつぬけていたかなあというところです。強豪といわれる立命館高校の演奏だけはちょっとトイレに行っていて聞けなかったのですが、聞いていた人の話によれば、3回くらい誰かがリードミスをして、指揮者の集中力が切れていたという話でした。
京都橘の演奏は33番目で、なんだかほかの高校に比べ大人数で参加しているように思いました。チューバ3つ、コントラバス3つという低音楽器の構成は他の高校ではなかったように思います。少なくとも音の厚みは聞いた中では最も厚かったように思います。課題曲は1番の行進曲「勇気の旗を掲げて」が演奏されました。
これは結構元気のある良い曲で京都橘にあっていると思いました。途中のピッコロソロも美しくこなして、フルートやオーボエの音色も美しく、低音楽器も響いていて非常に良い演奏だったように思います。次の自由曲はR. ブートリーの生きる歓びでした。
この曲は、なんだか独特なリズムや奇妙なフレーズあったりで、少なくとも私としては聞いていて楽しめる曲ではなく、難解な曲という印象です。ちなみに、この曲は吹奏楽作品 世界遺産100にも収録されているそうで専門家にとっては良い曲なのでしょう。京都橘の演奏自体は目立ったミスはなく、優れたものだったと思います。特にシロフォンをはじめとしたパーカッションが正確なリズムをたたいていて目立っていたように思います。
で、結果は皆さんご存じの通り、金賞京都府代表ということで関西大会に進むことになったようで、京都橘の皆さんおめでとうございます。関西大会でもよい演奏を期待してます。なお、これは16年ぶりの府代表ということで、金沢のコンサートで誇らしげに報告されていました。
その金沢パレードとコンサートについては次の方にお任せということで^^